GoogleのURL短縮サービスが終了します

GoogleのURL短縮サービスが終了します

2009年よりはじまったURL短縮サービス「goo.gl」が、
来年2019年3月31日をもってサービスが終了となります。

goo.glの機能を段階的に制限し、
モバイルアプリへの誘導を図れるスマートURLサービス
「Firebase Dynamic Links(FDL)」への移行を促すみたいです。

goo.glの提供を終える理由について、
Googleは、登場以降にURL短縮サービスが増えたことと、
ウェブページ中心だったインターネット上のコンテンツ共有方法が
アプリやモバイルデバイス、ホームアシスタント(スマートスピーカ)
などへ変化したこと、この2つを挙げております。

goo.glの機能制限は段階的に進めていくみたいですが、
PIで短縮URLを生成する開発者向けサービスと、
ウェブブラウザなどで短縮する消費者向けサービスとでは、
機能制限の対応が異なるみたいです。

【消費者向けサービス】

2018年4月13日より、
Googleアカウントにしばらくサインインしていないユーザーと、
これまでgoo.glで短縮URLを作ったことのないユーザーは、
goo.glコンソールで短縮URLの新規作成ができなくなります。
それ以外のユーザーは、
2019年3月30日までgoo.glコンソールの全機能が使えます。
作成済み短縮URLの管理と解析も、コンソールから実行可能です。

【開発者向けサービス】

2018年5月30日より、
2018年3月30日以前にURL短縮APIを利用したことのあるプロジェクト以外のURL短縮

ができなくなります。
利用したことがある場合は、2019年3月30日までAPIの全機能が使えます。

なお、既存の短縮URLをFDLへ自動移行するサービスは提供しません。
移行する場合は、短縮URL情報を手動でエクスポートしてFDLへ取り込ませることに

なります。
また、FDLは開発者向けサービスであるため、
Googleは一般ユーザーには、Bitly、Ow.lyといった代替サービスの利用を勧めています。