選挙行った??

選挙行った??

昨日は選挙の日でしたね。


思い返せば、私が成人した2004年当時は、
「10年後の2014年くらいには、
 オンライン投票の仕組みが出来上がって、
 投票所なんて無駄の極みは消滅してるだろう」
と考えていました。


しかし現実は2021になっても、
未だに郵送で投票用紙が届来ます。


そして貴重な日曜日の昼間に、
投票用紙を持参して、
わざわざ投票場所まで行かなければならないわけです。


あー無駄無駄!!


政治には1ミリも興味ないですが、
投票のオンライン化の是非には興味があるので、
少しだけ色々と調べてみました。

結論をざっくりと言えば、確かにオンライン投票には、
ハードとソフトの双方に、いくつかの壁があって、
その壁を積極的に乗り越えていく政治家が、
基本的にほぼ皆無だという事です。



そこで私が思ったのは、
「オッケー、オンラインが無理なら、
せめて郵便投票にしようぜ」
ということ。


しかし、一般の人にとっては、
郵便投票も謎にハードルが高くなっています。

実際に、日本でも郵便投票の仕組みはあるようですが、
しかし郵便投票ができる人の条件が決められています。

[i]「郵便等による不在者投票は、身体障害者手帳か戦傷病者手帳をお持ちの選挙人で、次の(1)又は(2)に該当する方又は介護保険の被保険者証の要介護状態区分が「要介護5」の方に認められています(平成16年3月より対象者が拡大されました)。」]


あとは、コロナ禍ならではの策として、
コロナ感染中で隔離の人も郵便投票できるようですね。


つまるところ、コロナ感染中でもない健常者の人は、
郵便投票はどう足掻いてもできないようになっています。
これがおかしいと思いませんか?


そもそも投票用紙は郵送で届くので、
一緒に返信用の封筒を同封して、
そのまま郵便で投票できるようにすれば
良いだけだと思うんですがね。



郵送されてきた投票用紙を開封して、
集計するという作業は必要ですし、
それなりにコストもかかるでしょう。


返信のための郵送料もかかるしょう.
しかし貴重な日曜日に、全国に5万箇所近く投票所を設置し、
運営するコストに比べれば微々たるモノでしょう。


そして投票所でも、結局開票作業は手作業なわけですから、
郵便投票にしたところで、
コストが極端に増大するとは思えません。


あとは、
「郵便投票だと、
 他人の投票券で不正する人がいるのでは!?」
という人がいるかも知れませんが、
投票所だって替え玉できるわけだし、
そこを言い出したらキリがありません。


結局のところ、
現在の選挙の仕組みを
大きく変えたくない人たちが政治をしているので、
投票の仕組みはまだまだ変わらないんでしょうね。
あーやだやだ。