壊れた物を壊れたまま売って何が悪い

壊れた物を壊れたまま売って何が悪い

今日は壊れたものを、そのまま販売して、
月に100万円稼ぐ金子さんのお話です。



彼は業者専門の古物市場から商品を仕入れしているのですが、
彼が扱っている商品の特徴として、
とにかく商品1つあたりの仕入れ単価が安い
ということが挙げられます。


商品仕入れ単価が安いということで、
販売金額も安めではあります。


それでも1000円で仕入れた商品を、
4000円から5000円で販売しているので、
利益率は70%とかになります。


この利益率は普通のせどりとか、
転売ではあり得ないレベルです。


もちろん利益率が高くても利益額は少ないでしょ?と、
すかさずツッコミが入りそうなので、解説しておきますね。


実際に金子さんの場合は、
商品を1つ販売して得られる利益が、
3000円から4000円くらいです。


なので大きく稼ぐためには、
個数をたくさん打って稼がないといけない
という事情があったりします


しかし彼の場合は、
作業を外注に全て丸投げしているので、
実働作業は月に1回古物市場に仕入れに行くだけです。
それだけで、毎月100万円の利益を上げています。


そしてここからが面白いのですが、
彼の場合は、販売する時にいちいち商品の検品を行っていない
ということなんですね。


なので商品を仕入れる時も、
検品やチェックをしていません。


なのでいわゆるジャンク品として商品を仕入れて、
ジャンク品として商品を販売しています。
右から左へノーチェックで販売しているわけです。


「いやいやそんなやり方して儲かるわけがない!」
とあなたは考えたかもしれません。


しかし!!古物市場では大量の商品を1まとめにして、
出品されていることがあります。
この大量に出品された商品を、1つずつ出品することで、
利益率70%とかを叩きだしているのです。


もちろん、1つずつの商品を丁寧に検品して、
そして動作するものは動作品として販売した方が、
利益率はさらに高くなることが見込まれます。
(実際に弊社では商品の検品サービスも請け負っています)


しかし、金子さんの場合は1つずつ検品するのも、
外注に検品させるのも、めんどくさいということで、
今ではジャンク品で仕入れたものを、
ジャンク品としてそのまま販売しています。


まぁ、それでも利益率70%出るのであれば、
全く問題ないですね。
当然のことですが、ジャンク品として商品を販売しているので、
クレームになることも一切ないわけです。


このように「壊れたものを販売してはいけない」
というマインドブロックを取り除いてあげることで、
手間なくクレームリスくもゼロで稼いでる人もいます。