Amazonで出品中の商品を販売・分析・管理するのにとても役立つ「ビジネスレポート」について書きたいと思います。
「ビジネスレポート」では、Amazon上に出品している商品について、様々な情報(データ)を取得することが出来ます。
なお、本機能は大口出品アカウントでのみ利用可能です。
「ビジネスレポート」は、Amazon seller centralへアクセスし、画面上部にある「REPORTS」タブの中の「Business Reports」からアクセスすることが出来ます。
画面左に様々な項目がありますが、今回はその中でも特に重要な情報を取得できる、「By ASIN」の「Detail Page Sales and Traffic」について確認していきます。
「By ASIN」の「Detail Page Sales and Traffic by Child Item」では、ASINコード毎に(商品単位)以下の情報が取得可能です。
商品ページの右上に表示されるAdd to Cartの商品対象となった割合です。カートボックスの対象となるセラーはAmazon側が自動的に判断し、常に変動しています。
この数字が100%に近づくほど、全ページビューに対して、カートボックスの獲得ができていたことが分かります。0%の場合はカートが全く取得できてないということになります。カートボックスの獲得は売上の増減に直結しますので、獲得率がなるべく高くすることは非常に重要です。
獲得率上げるための具体的な方法は、以下のリンクから確認することが出来ます。
Amazon help
Amazonは明確なカート獲得条件のアルゴリズムは公開してません。また、定期的に条件を変えている可能性が高いです。そのため、どの方法が最も効果的なのかは分かりません。
ほぼ確実なのは、Amazonが公式に出品している商品がある場合、その商品のカートを獲得することはほぼ不可能であるという点です。ただし、Amazonが在庫切れ(入荷予定など)となった場合、カートの獲得は可能です。
商品ページのアクセス数です。同一カスタマーが複数アクセスした場合もカウントされます。Amazonランキング以外から商品の人気度を推測するのに役立ちます。
例えば、Amazonランキング上はあまり売れていないにも関わらず、ページビューが多い商品があった場合、供給が足りてない(出品数が少ない)可能性が高いと推測できるため、FBA納品向き(在庫向き)の商品であると言えます。
商品ページにアクセスしたカスタマー数です。
ページビューと似ていますが、こちらは同一カスタマーが複数回商品ページに
アクセスしても1回とカウントされます。
Amazonの場合、検索して商品を購入するカスタマーが大半であるため、この数字が高いほど、潜在的なニーズが高い商品であることが分かります。
私の場合は、定期的にセッション数をカウントし、一定以上のセッション数がなければ、その商品のニーズがなくなったと判断できるので、Amazonでの出品を取りやめるかどうかの判断に利用しています。
なお、「ビジネスレポート」は抽出期間の指定(最大過去2年の指定が可能)が出来ますが、Active(出品中)であった期間のみがカウントの対象となります。
在庫がなかった期間や出品がブロックされていた期間はカウントされていませんので、ご注意ください。
「ビジネスレポート」では、Amazon上に出品している商品について、様々な情報(データ)を取得することが出来ます。
なお、本機能は大口出品アカウントでのみ利用可能です。
「ビジネスレポート」は、Amazon seller centralへアクセスし、画面上部にある「REPORTS」タブの中の「Business Reports」からアクセスすることが出来ます。
画面左に様々な項目がありますが、今回はその中でも特に重要な情報を取得できる、「By ASIN」の「Detail Page Sales and Traffic」について確認していきます。
「By ASIN」の「Detail Page Sales and Traffic by Child Item」では、ASINコード毎に(商品単位)以下の情報が取得可能です。
1.Buy Box Percentage(カートボックス獲得率(%))
商品ページの右上に表示されるAdd to Cartの商品対象となった割合です。カートボックスの対象となるセラーはAmazon側が自動的に判断し、常に変動しています。
この数字が100%に近づくほど、全ページビューに対して、カートボックスの獲得ができていたことが分かります。0%の場合はカートが全く取得できてないということになります。カートボックスの獲得は売上の増減に直結しますので、獲得率がなるべく高くすることは非常に重要です。
獲得率上げるための具体的な方法は、以下のリンクから確認することが出来ます。
Amazon help
Amazonは明確なカート獲得条件のアルゴリズムは公開してません。また、定期的に条件を変えている可能性が高いです。そのため、どの方法が最も効果的なのかは分かりません。
ほぼ確実なのは、Amazonが公式に出品している商品がある場合、その商品のカートを獲得することはほぼ不可能であるという点です。ただし、Amazonが在庫切れ(入荷予定など)となった場合、カートの獲得は可能です。
2.Page Views(ページビュー)
商品ページのアクセス数です。同一カスタマーが複数アクセスした場合もカウントされます。Amazonランキング以外から商品の人気度を推測するのに役立ちます。
例えば、Amazonランキング上はあまり売れていないにも関わらず、ページビューが多い商品があった場合、供給が足りてない(出品数が少ない)可能性が高いと推測できるため、FBA納品向き(在庫向き)の商品であると言えます。
3.Sessions(セッション)
商品ページにアクセスしたカスタマー数です。
ページビューと似ていますが、こちらは同一カスタマーが複数回商品ページに
アクセスしても1回とカウントされます。
Amazonの場合、検索して商品を購入するカスタマーが大半であるため、この数字が高いほど、潜在的なニーズが高い商品であることが分かります。
私の場合は、定期的にセッション数をカウントし、一定以上のセッション数がなければ、その商品のニーズがなくなったと判断できるので、Amazonでの出品を取りやめるかどうかの判断に利用しています。
なお、「ビジネスレポート」は抽出期間の指定(最大過去2年の指定が可能)が出来ますが、Active(出品中)であった期間のみがカウントの対象となります。
在庫がなかった期間や出品がブロックされていた期間はカウントされていませんので、ご注意ください。