日本製じゃなくても輸出で儲かるカメラ

カメラ輸出といえば、日本のメーカーのカメラを
国内から海外へ輸出するというのがセオリーですよね。

ところが、日本のメーカーで無いカメラでも、
日本国内から海外へ輸出することで儲かる商品が有るのです。

一例を挙げると、ライカやローライ、
そしてハッセルブラッド等のメーカーのカメラです。

それぞれ簡単に説明しますね。

■ライカ

言わずと知れたドイツの高級カメラメーカー。
M型と呼ばれる一番人気の高いシリーズのほか、
一眼レフのR型や、今日のカメラの原型となったバルナック型など、
様々な種類のカメラと、レンズを手がけています。


■ローライ

こちらもドイツのメーカーで、
二眼レフと呼ばれる特徴的なカメラや、
一眼レフ、コンパクトカメラなども手がけていて、
程度の良い商品はかなりの高値で取引されています。
レンズは同じドイツのカールツァイス製を採用しています。


■ハッセルブラッド

スウェーデンのカメラメーカーで、
主に中判カメラを製造しています。
ハッセルブラッドもカールツァイスのレンズを
採用しており、その写りの良さには定評があります。



なぜ日本製ではない、これらのメーカーの
カメラが、日本国内からの輸出で利益が取れるのでしょうか?

それは、日本で扱われてきたカメラは程度が良い物が多いからです。

上記の様な、いわゆる「舶来系」のカメラは、
日本では嗜好品として扱われる事が多く、
丁寧に扱われてきた商品が多いです。

海外のカメラマニアの人たちも程度の良い商品には、
金額に糸目を付けない人が多いので、
程度の良い舶来系商品を仕入れて、海外へより高値で販売するという
方法が出来るのですね。