カメラ店が中古カメラの価格をどのように決めているか?

中古カメラの価格の決め方



中古カメラやレンズの相場は、
大小様々な不具合の有無に応じて決まっていきます。

基本的には減点方式で、価格が決定します。
例えば、新品同様のカメラ本体で10万円という値段のカメラの場合、
外観に傷やスレがある場合は、8万円とかになります。
さらに、撮影に影響のないような不具合がある場合ですと、
それが7万円とかになります。

そして、撮影に影響するような不具合が生じている場合は、
更に安くなり、6万円とか5万円とかになってしまいます。

このように、不具合が致命的になっていくにつれて、
価格は下落していきます。

しかしながら、この減点方式の価格決定も、
基本的にはカメラ店舗の一存によって決まるので、
必ずしもカメラ店同士で統一された、基準があるわけではありません。

なので、店舗仕入れにおいては、
そこの基準の差が利益になることも多々有ります。

具体的には、Aカメラ店では軽微な不具合でも、
大幅に値引きをして販売していますが、
Bカメラ店では、軽微な不良では値引きをしていない。

こういう場合にはおいては、Aカメラ店において、
軽微な不具合がある商品を仕入れるのが、
利益を取りやすいです。

では、ヤフオク仕入れの場合はどうでしょうか。
ヤフオク仕入れの場合は、カメラ店が出品している場合と、
全くの素人が出品している場合の2パターンがあります。

カメラ店が出品している場合は、
コンディションについては、その店舗の基準が適用されますが、
素人の出品者が出品している商品については、
商品説明もマチマチです。

なので、ある程度写真で判別するしかないときもありますね。
この辺りについては、ある程度の経験と勘が必要です。

ただしオークションには、
相場とは別にタイミングという者がありますので、
思わずコンディションの良い商品が、
安価で仕入れできる可能性も多々あるわけです。

数多く仕入れをしていけば、このような商品に
巡り会える可能性が高くなります。

なので、カメラ転売は、個数をこなして、
カメラに慣れていくというのが非常に重要になってきます。

外観が綺麗で、価格が安い商品がお勧め



何度も申し上げている通り、
なるべく外観が綺麗な商品を扱う方が良いです。

どうしても、外観が汚い商品は、
お客様も手に取ったときに気分が悪くなりがちですし、
そこからクレームに発展する可能性も有ります。

外観が綺麗ならば、多少の不具合があっても、
「いずれ修理に出そう」考えてくれる、
お客様も多いです。