カメラ輸出で取扱うべきカメラやレンズとは？

今回は、輸出にフォーカスしたお話をします。
国内のカメラ転売に比べると、
輸出で扱うべき商品というのは、
少しジャンルが違ってきます。

基本的には、eBayというアメリカのオークションサイトに、
カメラを出品するので、日本のヤフオクと同様に、
ありとあらゆるジャンルのカメラが出品されています。

なので、基本的には安く仕入れて高く売るという、
カメラ転売の原則を守って入れば、
eBayでも稼ぐことは難しくないです。

ただしその中でも、輸出で稼げやすいカメラと、
輸出で稼ぎにくいカメラの両方が存在します。

なので、闇雲にカメラを仕入れて、
eBayに出品すればいいというわけではありません。

輸出で稼ぎやすいカメラ

では、輸出で稼ぎやすいカメラとは、
どのような商品になるのでしょうか？

一般的には、デジタルカメラよりも、
フイルムカメラの方が稼ぎやすいです。

フイルムカメラが輸出で稼げる

これは、フイルムカメラの流通量は、
日本国内が世界的に見ても、
豊富だということが理由にあげられます。

そして、世界中で流通しているカメラの、
約9割が日本のメーカーのカメラであるという、
統計もあります。

なので、日本国内が最も活発な、
フイルムカメラの流通市場であるといえます。

カメラ店が、ここまでたくさんある国も、
日本以外には有り得ないでしょう。

海外でフイルムカメラを手に入れようと思うと、
おそらくは、eBayなどを通じて、
手にい入れる以外の方法は難しいと思います。

アメリカの広大土地を想像してみてください。
フイルムカメラを扱っているようなカメラ店が
そうそう沢山あるとは思えないですよね。

もう一つの理由としては、
日本人はカメラを丁寧に扱うので、
中古品のコンディションが良好であるということも、
言えるでしょう。

一般的に我々日本人はカメラを大事に扱います。
投げたりぶつけたりはあまりしないですよね。
なので、中古品といえども、
綺麗な商品が多いのが日本の中古カメラ事情になります。

このように程度の良いフイルムカメラが、
たくさん流通している日本の中古カメラ市場は、
外国のカメラマニアからしたら、
垂涎ものに違い有りません。

マニュアルフォーカスレンズも狙い目

次に、マニュアルフォーカスのレンズも、
狙い目であると言えるでしょう。

デジタル一眼レフにつけるレンズは、
ピントを自動であわせる、オートフォーカスが、
ついていますが、昔のカメラには、
その機能がついていないものも有ります。

そのため、ピントを手動で合わせる、
マニュアルフォーカスのレンズが、
主流でした。

一方で、レンズというのは、
必ずしも新しければ良いというわけではなく、
古いレンズであっても、最新のデジタル一眼レフに、
アダプタを使って取り付けることが出来ます。

もちろん、最新のレンズの方が、
光学的な性能は高いのですが、
写真というものは、性能の良いレンズだから、
良い写真が撮れるとは限らず、
古いレンズの方が、味がある写真が撮れるとも言われています。

なので、マニュアルフォーカスのレンズは、
今でも多くのカメラファンに需要があるわけです。

そして、マニュアルフォーカスのレンズが、
最も多く眠っているのも、日本のカメラ市場なのです。


いかがでしょうか。
日本市場という優位性を最大限に活かすのが、
カメラ輸出で稼ぎやすいコツであるとも言えるでしょう。