ダイソンを修理したお話

ダイソンを修理したお話

一気に年末感漂ってきました。
私は今日も事務所で仕事しています。


さすがに丸一日作業というよりかは、
事務所の掃除とかをして、
しんみりと、一人で考え事したりしています笑


最近ダイソンの掃除機が調子が悪くって、
半日くらいダイソンの修理で時間消耗したりと、
有意義な?感じで過ごした土曜日でした。


壊れたのがダイソンの掃除機で、
掃除機の先がローラーヘッドって呼ばれる、
電動で動くやつなんです。


そのローラーヘッドの部分が、
掃除機かけ始めててから、
3秒ぐらいで止まるようになってしまったんですね。


ダイソンも最近は安くなっていて、
型落ちのモデルとかだと、
3万円ぐらいで普通に買えてしまうので、
いっそのこと買い換えようかと思ったのですが、
やはり私もエンジニアの端くれとして、
修理してみようという風に思っただけなんですね。


ダイソンって保証期間が2年間なのですが、
この掃除機はもう3年ぐらい経っているので、
壊れて直せなかったら買い換えればいいや的な、
そんな軽い感じでとりあえず分解してみました。


どうやら、モーターが駄目だったのですが、
ちょっと油をさしてて、
固着したグリスを取ったら、
普通に直っちゃったんです。
手は油まみれになりましたが(笑)


ただおそらくダイソンとして、
モーターを分解するということは想定外で、
ダイソンに修理に出しても、
おそらくまるごと新品になって帰ってくると思います。


なので分解して元通りに組み立てて、
戻せるように作られていないんですよね。


そして、部品の強度とかを見てみると、
そんなに長く持つようには作られていない。


逆に言うと保証期間が切れたぐらいで、
壊れるぐらいの耐久性で作られていると感じました。


実際にダイソンはどこを目指してるのかわからないですが、
やはり家電メーカーは定期的に買い換えてもらわないと、
いくら世界的な企業だとはいえ、
売上に陰りが見えてしまうわけなんですね。


やみくもに頑丈に作りすぎると、
そのぶん製品の価格も上がってしまうので、
コストと耐久性のバランスを見て、
ちょうどいい感じのところでダイソンも、
製品作りをしているかと思います。


なのでとにかく壊れないものを、
安く作ろうというよりかは、
定期的に買い替えてもらえるくらいの耐久性で、
かつ、ある程度の耐久性を持たせる。


保証期間内ぐらいはもつぐらいの耐久性で、
商品を作るということで、
なかなか絶妙なバランスで、
商品を作っているなと感心しました。


やはり世界的に大ヒットしている商品を作る、
メーカーの戦略というものは、
いろいろ考えられてるなという風に思った、
今日この頃でした。