初心者が仕入れるべきコインとは?

初心者が仕入れるべきコインとは?

コイン初心者の方が仕入れるべきや、買うべきコインとはどのようなものでしょうか?まずどういった傾向のコインがいいか、考え方をしっかりとマスターしていただきたいと思います。

体系的にマスターできるようにするためにはまず考え方が重要です。コインを取り扱うこと自体が初めてで、仕入れるのがちょっと怖いなという人もいると思うので、コインを仕入れる際のリスクについて、説明していきたいと思います。

物販初心者にとっては仕入れは怖い


私はこれまで、10年近く物販のスクールを運営しています。そしてその経験から言えることは、コインに限らず、大体の方が最初に陥るのが、「仕入れが怖くてできないです」と言うケースです。

コインビジネスに限らず、物販全般に言えることですが、仕入れが怖いと言うのには、大きく3つの理由があります。それが「在庫リスク」「赤字リスク」「よくわからないけど怖い」この3つですね。

コインに限って言うと、コインという商材の特徴を考えれば、在庫リスクとか赤字リスクに関しては、あまり気にしなくて良いです。

在庫リスクと赤字リスク


まず最初に在庫リスクですね。3つの中でももっとも基本的なところですが、コインの場合は在庫リスクはあまり無いです。

コイン以外の他の物販の場合は、中古品や新品を問わず、卸で仕入れて売るなど色々やってきました。その中でも、在庫リスクは物販ビジネスの中でも、コントロールしなきゃいけない部分です。しかしコインに関しては、そこまで心配する必要がないのです。

商品を販売するプラットフォームによっては、仕入れた在庫が売れないということが物販をやってると、どうしてもあります。これがいわゆる在庫リスクということなのですのが、コインの場合はプラットフォームだけで販売するわけではありません。


一般の方がコインを販売する出口として、インターネットのプラットフォームに加えて、
フロアオークションというものがあります。フロアオークションと言うのは、実際のリアルのオークションになります。

ヤフオクなどのインターネットのオークションと違って、実際にオークション会場に出向いて、札を上げて入札するオークションです。イメージしにくい方は、市場の競りを思い出してください。

私達は何度もコインのフロアオークションに参加していますが、いわゆる鉄砲っていがほとんど有りません。鉄砲と言うのは、オークションに出品された商品が誰も入札せずに、落札者なしという状態で終了する状態です。つまりコインのフロアオークションでは売れ残りが少ないのです。

もちろん開始価格との兼ね合いで、入札者が入るか入らないかは決まってきます。しかし、ほぼ誰かしら入札してくることが多いんですね。つまり買い手が現れるわけです。

ヤフオクでコインを販売するよりも、圧倒的にフロアオークションの方が売り手が付きやすいと思います。パパっと買って行ってくれる人が多いのがコインのフロアオークションの特徴です。

なので、コインに関しては在庫が売れないという状態になっても、フロアオークションに流せば買い手は現れます。もちろん断言はできないですが、買い手が現れる率が高いのがフロアオークションの特徴です。

なので、コインをインターネットを使って販売していて、もうそろそろ現金化したいなと思ったらフロアオークションに出すようにすれば、在庫リスクを極限まで下げることができます。

コインは商材として、在庫のコントロールが比較的簡単であるわけですね。

赤字リスク


仕入れが怖いという理由の2番目の、評価損リスクについて解説します。いわゆる赤字になるリスクなのですが、そもそも仕入れ値が高過ぎたらこれはどうしょうもないです。もちろん、コインに限らずあらゆる物販において、仕入れ値が高すぎてしまったら、赤字で売っていくしかなくなってしまいます。

しかしキチンと相場を調べて、その相場程度で買っている場合においては、赤字リスクはほぼ無いと言って良いでしょう。

また、コインの相場に関しては年々上昇を続けていますので、時間が経てば経つほど評価額が上がっていきます。なので相場で仕入れコインを半年後ぐらいに販売すると、ほぼ自動的に利益が出てしまう可能背が高いのです。

それに加えてコインの素材が金の場合には、金の価格上昇に合わせてコインの相場も上がっていきますので、地金としての価値も担保されるわけです。この点からもコインの赤字リスクというのは非常に低いわけです。


ちなみにコインの相場を過去5年間で調べてみても、5年前と現在の相場を比較すると、倍以上の価格になっているコインはザラにあります。


しかも比較的仕入れしやすい、2万ぐらいのコインでも5年間で倍以上の相場になったものもあります。もちろんこの場合は、金の価格の上昇も要因としてあるのですが、それ以上にコインに対するアンティークとしての希少価値が評価されていると言って良いでしょう。


希少性が評価されて高くなってきているって言うところから、コインに投資する人に結構増えてきていて、海外のファンドとかでも「コモディティ投資」と言ってモノに投資するファンドも出てきています。


このように、コインにおいてはコイン自体の価値が減っていって、赤字に陥るリスクは非常に低いです。なので、適正な価格で仕入れをすることができれば、赤字リスクは怖くないことがご理解いただけたでしょうか。


よくわからないが怖い

3つ目の「よくわからないが怖い」という事に関しては、これはコインに限らず物販初心者の方なら誰でも抱えている悩みなのではないかなと思います。そしてこれに対する解決策は「慣れる」しかないと言えるでしょう。

理論的に説明出来ることではないので、コインを少しずつ取り扱って行って、自分で練習をしながら慣れていくしかありません。

最初は低額なコインから、売買を繰り返し徐々に値段を上げていくというのが一般的な方法になります。実際に私も、こうして徐々に慣れていくことで、自分の頭の中にある、仕入れに対する漠然とした不安を取り除いていきました。


仕入れに対する恐怖心を克服すれば収益は目前です!



仕入れに対する恐怖心というものを取り除くことが出来れば、コインに限らず物販ビジネスで稼ぐための基盤は整ったと言っても良いでしょう。


次回は具体的にどのようなコインを仕入れていくべきかについてお話をしていきます。