持っているだけで値上がりが期待できるアンティークコイン

持っているだけで値上がりが期待できるアンティークコイン

今日は、
「持っているだけで値上がりが期待できるアンティークコイン」
ということで、具体例をお届けしていきたいと思います。


アンティークコインは値下がりしない


アンティークコインは、
一般的な物販ビジネスの商材に比べて、
在庫リスクがなく、また持っているだけで、
値上がりが期待できるコインが、
非常にたくさんあります。

例えばよくある家電とかの転売だと、
商品を仕入れたら、なるべく早く売らないと、
その商品の相場がどんどん値下がりしてしまいます。


家電量販店とかで、型落ちの商品がセールになっていて、
それを仕入れて、インターネットでなるべく高く売る。
ざっくりと言えば家電の転売ってこんな感じですよね。


しかし商品をなるべく早く売らないと、
インターネット上の相場も、
どんどん値下がりをして行って、
結果的に赤字になってしまうと言うリスクもあるわけです。


その一方で、アンティークコインは、
基本的に同じものが生産される事は有りません。
と言うかタイムマシンが存在しない限り、
絶対に有り得ません。


確かに、復刻版として昔と同じ図柄のコインが、
現代でも製造される事は有ります。
しかし、この復刻版コインは、あくまでも復刻版であって、
昔に作られたオリジナルとは違う商品として扱われます。


この辺りも、復刻版が製造されると、
レアだったオリジナルの相場が下落してしまう、
アニメグッズやフィギュアとも違った面白さですね。

アンティークコインは手元に置いておいても安心


少し話が逸れてしまいましが、
アンティークコインは手元に置いておいても、
値崩れが無いので、安心して飾っておくことができます。


もちろん、なるべく早く売りたいという方は、
素早く現金化をするということも出来ます。


しかし、そこまでせかせかと、
資金を回転させなくても、
ある程度余裕がある方というのは、
じっくりと相場が値上がりするのを待って、
販売するというようなやり方もあるわけです。


1万円から値上がりが期待できるコイン


今日ご紹介するようなコインは、
1枚の価格は1万円から5万円以下と、
価格が安くお手頃です。


なので、この低金利の時代に、
銀行に現金で置いておくくらいなら、
アンティークコインに換金して、
手元に置いておくと言うのも、
資産運用の1つの選択肢として、
アリなのではないかなと思います


じゃあ具体的にどういう商品が、
どういう風に値上がりしているのかを、
見ていきましょう。


ナポレオン3世10フラン金貨




こちらは19世紀に作られた、
ナポレオン3世の肖像が入っている、
金貨になります。

このコインの過去5年分の、
落札相場をチェックしてみましょう。



コインのグレード(綺麗さ)や、
鑑定の有無などによって相場は変わるので、
一概に言えるものでは無いですが、
それでも全体的な傾向として、
相場が上がっているのがわかるかと思います


それでは、もう少しダイナミックに、価格が上昇しているコインをご紹介しましょう。

ナポレオン3世20フラン金貨




前回と同じ、ナポレオン3世の、
20フラン金貨になります。
実は20フラン金貨の方が、10フランよりも流通量が多く、
市場では人気があります。

コインの見た目はあまり変わらないのですが、
実物を手にしてみればわかりますが、
コインの大きさが違います。

コインの大きさが違うと言うことは、
使われている金の量が違うので、
その辺りも、コインの相場に反映されてきます。


では、この20フラン金貨の相場をみてみましょう。




先ほどよりも相場のバラつきが激しいですが、
2020年の中頃に急激に相場が上昇しているのが、
みて取れるかと思います。


この相場の急騰の原因は、
「金の価格の上昇」です。

元々はジワリジワリと上昇を続けて居ましたが、
実はこの20フラン金貨は流通量が多いので、
そこまで急激な価格上昇はありませんでした。


しかし、2020年になって、金の価格が上昇したので、
10フランよりも金の含有量が多い20フラン金貨は、
急激な価格上昇をしたわけです。


もっとも、急激に価格が上がったと言っても、
この20フラン金貨は、まだまだ数万円で手にできるので、
投資先としては、かなりお手頃な分類になるかと思います。


ここで金の価格の上昇に伴って、
コインの価格も上昇しているのであれば、
「もし金の価格が大暴落したら
 コインの価格も大暴落するのではないか?」
とあなたは不安に思うかもしれません。


ここに関しては、
ここ数年で金の価格が大暴落したという事実が、
実際に発生していないので、正直なところ、
誰にもどうなるかは分かりません。


ただ一方で、金の価格に関しては、
年単位でみれば順調に上昇を続けていますし、
短期的に見れば価格が少し下がるということは、
何度も発生してきています。


ではその短期的な価格の低下に伴って、
コイン自体の相場が下がっているかと言いますと、
私が調べた限りでは、有りませんでした。


金の価格というのは、単純に金の値段が、
1グラムいくらという風に決まっています。
純粋に、金の重さ以外の価値というものは、
ないわけなのです。


一方で、アンティークコインというのは、
コインに使われている金の量によって、
金の価値というものが価格に加味されます。


しかし価格を決める大きな要素は、
コイン時代の希少性だったりデザインだったり、
コインのコンディションの方がはるかに大きな割合を占めています。


コインにどれだけ金が含まれているのかは、
コインの価格を決めるほんの一要素に過ぎません。


なので、もし金の価格が大暴落したからといって、
直ちにコインの価格も釣られて大暴落することは、
基本的にはないと私は考えていますし、
だからこそ、コインに継続的に投資を続けています。